3人に1人!?
子宮筋腫は女性の病気の中でも特にポピュラーなもので
成人女性の3人に1人が持っているとも言われています。
小さな米粒程度の筋腫まで含めれば
ほとんどの人が持っているといってもいいほどだそうです。
子宮筋腫は子宮壁にできる良性の腫瘍で
悪性に変化することはほとんどなく、症状や治療の時期も人それぞれに違うものです。
全く症状がないため子宮筋腫があることに気づいていない方もたくさんいます。
しかし、大きさやできる位置によっては生理を重くしたり
不妊の原因になるということもありますので注意していただきたいです。
子宮筋腫が原因で起こる不調は
月経過多・頻尿・貧血・尿漏れ・便秘・腰痛などです。
これらの症状が起こり、内科や整形外科に行っても原因が見つからない場合は
産婦人科へすぐに行ってください。
お昼にナプキンが1時間もたない・夜用で一晩もたない・大きな塊が出る場合も同じです。
子宮筋腫と病院で診断されると
大きさにより、薬や手術などを勧められますが
東洋医学的には、筋腫ができる原因となっている
気の滞り(気滞)や悪くなった血の流れ(瘀血)を改善すると
小さくしたり、大きくなるのを遅らせたりすることができるとされているので
鍼灸治療も有効な治療法の1つです。
当院が使用する炭酸ミストも
血行促進に大変効果があるので
鍼灸治療と併用することで、より早い効果が見込めます。
子宮筋腫は決して怖い病気ではありません。
しかし、将来妊娠を希望している方は
3人に1人という確率を無視せず早めに対処してほしいと思います。
ブログ&お知らせ | 2016年10月26日