患者様が当院に

初診で来られた時

主訴は様々あります。

 

腰以外の主訴があっても

（例えば、首が痛い・肩が凝るなど）

問診の中で色々とお聞きしていくと

ほとんどの方が、腰も痛い・だるい

と仰られます。

 

人間は、2足歩行に進化したため

腰痛が起こりやすい体になっているからです。

 

体を支えるのに

重要な役割を担う「背骨」

 

「背骨」を支えているのは

２本の足に支えられた「骨盤」です。

 

お家の大黒柱を支える土台のように

全く動かないのとは違って

足は自由自在に動きます。

 

骨盤の向きは斜めで、背骨は傾いた土台の上で

大きな頭と上半身の体重を支えながら

動かなければならなくなりました。

さらに、欧米化の生活が取り入れられるようになり

腰の負担はますます大きくなっています。

 

だからと言って、100％の人間が

腰痛持ちというわけではありません。

 

腰痛になったことがない

もしくは腰痛持ちを克服された方も

沢山いらっしゃいます。

 

構造は同じなのに

腰痛になる人ならない人の差は

どこにあるのでしょう？

 

生活習慣が違うことも

もちろんあります。

 

しかし基本1日中良く体（全身）

を動かしている人は姿勢もいいですし

全身の筋肉が柔らかいので

腰痛になりにくいです。

 

不安定な人間の骨格の形成を理解し

体を動かすのは困難なことです。

 

でも体を使わなければ
筋肉は衰えてしまい

同じ姿勢が楽になっていくので

動かさない筋肉はドンドン硬くなります。

これが腰痛の原因になるのです。

 

腰痛にならないためには

筋肉を鍛え、動かすことです。

ただ、一旦痛めてしまった筋肉を

無理やり動かすようなことをしてはいけません。

まずは私たちのような施術家に頼り

健康を取り戻す必要があります。

 

動ける体にまで回復したら

ここからがあなたの出番です。
出来る人は良くなり

腰痛を克服できますし

出来ない人はずっと腰痛と

付き合わなければなりません。

理屈は簡単だけど実行は難しいのです

やるかやらないか・・・

克服するかしないのか・・・

 

それはあなた次第なのです。